テクニカルスタッフとは
点検・整備などで車のドクターとしておクルマの安全性を最前線で担い、乗る人の立場に立って確実な整備作業をする仕事です。おクルマに不具合があったり、不安のあるお客さまに寄り添い、安心と安全を提供します。整備を通じて整備技術の腕を磨き、お客さまとの信頼関係を築けるのがテクニカルスタッフとしての最大の喜びです。
両親がクルマ好きということもあり、幼いころからクルマに触れる機会が多くありました。その影響もあり、私自身も車に興味を持つようになりました。高校2年生の夏休みに自宅で日産の180SXのクラッチ交換をしました。とにかく大変だったことを記憶しています。しかし、それ以上に強い達成感とやりがいを感じました。この経験が私が整備士を目指すきっかけとなりました。昔から日産ファンだった私は両親のすすめもあり、日産栃木自動車大学校へ入学し、一級自動車工学科を卒業。そしてずっと憧れていた日産の整備士としてスタートしました。
仕事をしていて1番嬉しかったことは、不具合を特定し、解決できた時です。不具合診断では、お客さまへの問診から始まり、現象の確認、不具合部位の推測、点検を経て不具合個所の特定をします。ひとりでは思考が一方通行になってしまうことがあり、原因の特定に行き詰まるときもありますが、他の整備士の意見を聞くことで、広い視野で不具合に向き合うことができます。整備士は個人プレーのイメージが根強いですが、いつでも頼れる仲間とチーム一丸となって仕事をしてみると、仲間の大切さを実感できます。
自動車整備はお客さまからすると、目に届きにくく、体感しにくいサービスがほとんどです。お客さまに信頼してクルマをお任せしていただくためにも、日々の勉強は欠かせません。日産サービス技術修得制度(資格試験)に応じた勉強会を通じて、日常業務以外でも学ぶチャンスがあります。勉強会の場では、分からないことをストレートに聞ける貴重な時間を過ごすことができます。苦手を克服するきっかけにもなりますし、より一層技術力・応対力に磨きをかけ、整備士としてレベルアップすることができます。
Copyright ©NISSAN SATIO GUNMA All rights Reserved.